2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

上機嫌で何が悪い!ブログ「未亡人の一年(上)(下)」ジョン・アーヴィング 都甲幸治 中川千帆訳

「ただのエディーとママじゃない」という言葉を40数年の時を経て、2度聞くことになったルース=コールの一生を描いた、まるで大河ドラマのような作品。子どものときから、事情があったにせよ、母に愛されなかったコールが、長じて小説家になったらこんな作品…

上機嫌で何が悪い!ブログ「夏服を着た女たち」

大学の時から読みたかった一冊。常盤新平訳の短編集。ブックオフにて購入。 普通の人の人生を雑巾のように絞ると、一編か、せめて数編の短編が搾り取れるだけだ、といった先達がいた。手元に資料がないが、司馬遼太郎先生だっだと記憶している。 さて、内容…