2019-01-01から1年間の記事一覧
僕は、上町台地で幼少期を過ごした。多感な時代に新世界・四天王寺・生國魂神社に囲まれたで過ごしたことは、きっと僕の血肉となっているのだろう、全くの自覚なしに。 そう、都市も、全くの自覚なしに、「その用途を選択している」ことが、アースダイバー的…
「コルシア書店の仲間たち 須賀敦子 」 「硝子戸の中 夏目漱石」 「夏服を着た女たち」 「未亡人の一年(上)(下)」 「銀河を渡る 沢木耕太郎」 「クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国 若桑みどり」 「霧のむこうに住みたい」須賀敦子著 「夜想曲…
探偵業の報酬が、一時間6ドル、これをどう思えばいいんだろう?そんなこと詮索するだけ野暮なのか?オフィスがなければ探偵じゃない、嘯くニック・ビレーンのハードボイルドな探偵の物語。面白かったのか?レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウの…
僕の中で、何かが拡がった。「そんなのありかよ。」ってとこでしょうか。小説の役割の一つが、生きる勇気を与えてくれることなら、この短編集はまさにそう。 「そういうことをした人がほんとにいるんだ」とは、狭隘な僕の常識では思えないけど、少なくとも「…
戦争で負けた日本人のヨーロッパに対する「気負い」みたいなものを感じる一冊。歴史を経たいわゆる「正統な」文化が薄まっていく昨今の流れの中で、まっとうに文化を吸収するような生き方は、支持されにくいんでしょうね。だいたい正統な文化って高コストで…
再読、なぜ今頃? 「「敲いても駄目だ。独りで開けて入れ」と云う声が聞こえただけであった。(中略)彼自身は長く門外に佇立むべき運命を持って生まれてきたものらしかった。(中略)けれども、どうせ通れない門なら、わざわざ其処まで辿り着くのが矛盾であ…
アイデアの奇抜さで勝負するタイプの作家の書くエッセーがおもしろくないはずがない。しかし、意外にも読了後に残るこの寂しさはの源はなんだ?「万城目よ、お前もか!」とでも言おうか。 僕は、万城目をデビュー一冊目から全部読んできている。歴史と絡めた…
深い本、深くない本、ってどこが違うのかな?こんな問いを突き詰めた本好きの著者の読書遍歴(のほんの一部)が紹介された一冊。 ナタリア・ギンズブルグって面白そう!僕はこうやって新しい友達と知り合いになる。だってこの人が面白いってんだから、そうに…
吉川英治の太平記、大好きで子どもの頃から 何回も読んだ。僕は、昔から敗ける方の応援をしたくなる性質で、「蜀」の姜維が好きだったり、南朝の北畠顕家が好きだったりした。そんなことは、ロマンでしかないと改めて気づかされた一冊。 この時代を戦った御…
知識(知っていること)と、今まさに、眼の前で起きている事象とを関連付けることが、これほどまでに人生を奥深く、味わい深いものに変えてくれるとは。それに加えて、事象を呼び寄せる運(いや、チカラか?)つまり、交友関係の広さやチャンスを生かすこと…
「音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」という副題に魅かれて読んだ一冊。実はカズオ・イシグロの著作物は初です。 それにしても、物語の世界に入り込めなかったのは、 僕の集中力 のせい?ヨーロッパという遠く離れた地理のせい?それとも、そこはかとなく感じ…
単行本未収録のエッセイ集。女流作家に、もひとつ縁のない(面白いと思える作家に出会ってないだけかも)僕が読了後に「須賀敦子ってほんとに素敵な文章かかはるなぁ」、って独語するくらい面白い。文体が上品 それでいて率直な表現、明るさは感じないが、情…
わかってたことだが読了感が悪い。そりゃそうか、弾圧の歴史と重なるもんね。しかし、面白い。イエズス会も、後世を意識しているんだろう、文書による報告書がたくさん残ってるせいで、知らなかった文書や事実がたっぷり。 へー、信長って、「わたしが神であ…
沢木耕太郎好きだな、と思っていたら、この本に、こんな一節があった。「私はどんなことについてもあまり「諦め」をいだかないタイプの人間である。言うまでもないが、自分はオールマイティですべてのことが可能であると過信しているわけではなく、漠然とい…
「ただのエディーとママじゃない」という言葉を40数年の時を経て、2度聞くことになったルース=コールの一生を描いた、まるで大河ドラマのような作品。子どものときから、事情があったにせよ、母に愛されなかったコールが、長じて小説家になったらこんな作品…
大学の時から読みたかった一冊。常盤新平訳の短編集。ブックオフにて購入。 普通の人の人生を雑巾のように絞ると、一編か、せめて数編の短編が搾り取れるだけだ、といった先達がいた。手元に資料がないが、司馬遼太郎先生だっだと記憶している。 さて、内容…
永井荷風や織田作之助が好きな僕が面白いと思える一冊。明治期の東京に住む筆者を通して江戸期の風俗が垣間見ることができる。「逝きし世の面影 渡辺京二」の世界のようでもあり、現代に生きる僕の日常におきる付き合いの世界のようでもある。 文豪夏目漱石…
永井荷風や織田作之助が好きな僕が面白いと思える一冊。明治期の東京に住む筆者を通して江戸期の風俗が垣間見ることができる。「逝きし世の面影 渡辺京二」の世界のようでもあり、現代に生きる僕の日常におきる付き合いの世界のようでもある。 文豪夏目漱石…
疲れないためや疲れた時、何をたべていますか? 疲れた時は栄養ドリンク!という人が多いかもしれません。飲んでしばらくは元気になった気がしますが疲れに効果はあるのでしょうか? 梶本修身さんの疲れに関する本を読んで得た情報を書きたいとおもいます。…
ijCadには3つのグレードがあります。ホームページに比較が載っているのですが実際どれにした方がいいのか迷うのではないでしょうか。 上位グレードの方がコマンドが増えるので便利になるのは当然ですがやはりコストも上がります。そこで外せない違いだけ取…
もう一つのprob8-14 あるクラスには、50人の生徒がいます。廊下には、1から50番までの番号がついたロッカーが並んでいます。ある日、ロッカーを使って、次のような実験をしました。 ・しまっているロッカーは開ける ・開いているロッカーは閉める という実…
prob8-14 異なる2つの自然数で、自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数をいう。例えば、220の自分自身を除いた約数は、1,2,4,5,10,11,20,22,44,55,110で、和は284となる。一方、284の自分自身を除いた約数は、1,2,4,71,142で、和は220…
prob8-14 異なる2つの自然数で、自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数をいう。例えば、220の自分自身を除いた約数は、1,2,4,5,10,11,20,22,44,55,110で、和は284となる。一方、284の自分自身を除いた約数は、1,2,4,71,142で、和は220…
prob8-13 長さ10の整数の配列を作成し、各々の中に1から100までの乱数を代入し、その数を大きい順番に並べ替えて表示しなさい。なお、並べ替えの方法としては、以下の方法を用いなさい。 ① 配列の中から、最大の数を探し出す。 ② ①で見つけた数と、配列の最…
prob8-13 長さ10の整数の配列を作成し、各々の中に1から100までの乱数を代入し、その数を大きい順番に並べ替えて表示しなさい。なお、並べ替えの方法としては、以下の方法を用いなさい。 ① 配列の中から、最大の数を探し出す。 ② ①で見つけた数と、配列の最…
美しくはかないエッセイ。ミラノのサン・カルロ大聖堂の物置を間借りしたコルシア書店にまつわる人々の物語。「ごっこ」のような書店の活動が盛り上がり、やがてリーダーであるトゥロルド神父の影響で思想的に左傾化し、そして当局により立ち退きを命ぜられ…
もう一つのprob8-12 2から100の乱数を発生させ、その数を素因数分解するプログラムを作成しなさい。因数分解とは、 数値を、素数の積で表すことであり、例えば、72 = 2 × 2 × 2 × 3 × 3といったように表現することである。 考え方のポイント 同じ数字で何度…
もう一つのprob8-12 2から100の乱数を発生させ、その数を素因数分解するプログラムを作成しなさい。因数分解とは、 数値を、素数の積で表すことであり、例えば、72 = 2 × 2 × 2 × 3 × 3といったように表現することである。 考え方のポイント 同じ数字で何度…
美しくはかないエッセイ。ミラノのサン・カルロ大聖堂の物置を間借りしたコルシア書店にまつわる人々の物語。「ごっこ」のような書店の活動が盛り上がり、やがてリーダーであるトゥロルド神父の影響で思想的に左傾化し、そして当局により立ち退きを命ぜられ…
prob8-12 エラトステネスのふるいを用いて、100以下の素数を全て求めるプログラムを作ってください。(配列を用いること)“エラトステネスのふるい”とは、数値の一覧表を作り、表の中から、最初の素数である2の倍数(ただし、2を除く)を全て消去し、その次…