2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

上機嫌で何が悪い!ブログ 「火を熾す」ジャック・ロンドン著 柴田元幸訳

ジャック・ロンドン こんな短編小説家がいたなんて!タイトルにもなった「火を熾す」の鮮烈なこと。マイナス50度の中を歩き続けることの危険性、たった一度の判断の誤り、ー雪がたっぷり積もった木の下で火を熾してしまったことー、が生死を分けるその命の営…

上機嫌で何が悪い!ブログ「旅のつばくろ」沢木耕太郎著

いいなぁ沢木耕太郎、思いつきを行動に移す反射神経が好きです。例えば軽井沢の雲場池の存在を隣り合わせた老婦人から教わったこんな文章で。「しかし、この偶然を生かさない手はないと思えた。軽井沢で降りると、老婦人が教えてくれたとおり循環バスに乗っ…