IJCad(AutoCad互換)どのグレードにする?

ijCadには3つのグレードがあります。ホームページに比較が載っているのですが実際どれにした方がいいのか迷うのではないでしょうか。

上位グレードの方がコマンドが増えるので便利になるのは当然ですがやはりコストも上がります。そこで外せない違いだけ取り上げたいと思います。

PRO版

3D機能は優れていませんが2Dで書くなら申し分ないです。

STD版

PRO版とそれほど違いはないようですが STD版ではダイナミックブロック が作れません。少しずつ大きさの違うブロックが必要なときに便利な機能なので、普段からつかっているならPRO版がお勧めです。

LT版

これでも十分な機能があります。
同じLT でもAutoCadLTと機能が同じではありません。

IJCadはどのグレードでもディーゼルマクロは使えません。私はAutoCadマクロ屋本舗さんからマクロをコピーして使わせていただいていましたが残念ながら使えなくなりました。IJCadはその代わりにAutoCadLT版では使えなかったLISPが使えます。IJCadLTでもLISPは一応使えますが便利な使い方ができないので、LISPは使えない、と考えた方がいいと思います。便利なボタンを作って図面を早く描きたいならSTD版かPRO版がお勧めです。

LT版はIJCadオリジナルの便利なコマンドがありません。例えばJWCadをそのまま開けたり、一括でDWGに変換するコマンドがSTD以上にはあります。

最後に

私はダイナミックブロックを作る必要があるのでPRO版にしましたがそれがなければSTD版で十分な気がします。Cadを仕事でよく使うのなら2万円UPになりますがLT版よりSTD版の方がお勧めです。